朝晩の風に、少しずつ秋の気配が混じるようになりました。
昼間にはまだ夏の名残を感じる日もありますが、
ふと窓を開けたときの空気や、
夕方の光のやわらかさに、
季節が少し先へ進んだことを感じます。
秋は、不思議と古いものに目が留まる季節です。
使い込まれた木の色。
くすんだ真鍮の光。
長い時間を地の中で過ごしてきた石。
新しいものとは少し違う、
時を重ねたものだけが持つ静かな表情が、
いつもより心に馴染むような気がします。
sorandiにも、
少しずつそんなものたちが集まってきました。
どこで生まれ、
どんな時間を過ごし、
これから誰のもとへ巡っていくのか。
ひとつひとつのものに残る時間を想像しながら、
秋の支度をしています。
もう少し季節が進めば、
木々の色も変わり、
温かな飲み物を片手にゆっくり過ごす時間も増えてきそうです。
今年の秋も、
よい巡り逢いがありますように。
空と地のあいだで、
ご縁は巡る。
sorandi

